出会いの詳細
一応は相手の状況を聞きます。
つまり、相手が出してくる質問は、自分がしたい話なのです。
意識してその話がしたいからではなくても、無意識にそういうテーマを選んでいるのです。
だから、「君は?」と聞き返すだけでいいのです。
聞き返す時に、相手の話をどれだけ興味を持って聞けるかが大切です。
「最近、何かハマっているものはありますか」と聞くのは、相手の話を興味を持って聞きたいと思っているからです。
「スポーツにハマっているんです」と言われて、「僕はスポーツはやらないんです」と答えるのは、スポーツに関心がないからではありません。
相手に興味がないのです。
この人はどんなスポーツをやるんだろうという興味があったら、「たとえば何?」と、興味を持って、膝を乗り出して聞けるはずです。
興味を持たれると、相手も話したくなります。
それに対して、「えーっ、そうなんだ」と、どんどん話が進んでいきます。
どれだけ相手が自分の話に関心を持って合づちを打ってくれるかは、話している側としては話がはずむか、はずまないかに大きく影響します。
そうでないと、どんどん職務質問になってしまいます。
「僕はよく知らないけど、それってどういうスポーツ?」という素朴な疑問で聞いていけばいいのです。
相手が聞いてきた質問に「あなたは?」と、聞いてあげよう。
3分で終わる話が、1時間になると、恋になる。
関西人は会話を、一つのネタでとことん楽しみます。
一つの会話をどこまでもつなげていくのです。
大阪駅で「京都行きのホームはどこですか」と聞いたとします。
東京では、ただ「何番ホームですよ」と教えられます。
ところが、大阪では、全然知らない人なのに「何しに行くん?」と聞いてきます。
関係ありません。
急いでいる時だったら、ムッとしそうです。
でも、それにちゃんと答えないと、教えてくれないのです。
答えを言ったら、そこで会話が終わってしまいます。
会話を終わらせないようにするのが聞き方のうまさです。
相手の言いたいことを先延ばし、先延ばしします。
話し手は、あまり話がまどろっこしくなってはいけないと思って、手短に結論へ向かおうとします。
聞き手は、それをうまく戻してあげるのです。
それには、話をうまく前へ持っていったり、後ろへ持っていったりさせます。
話の全体像がわかるようにするためです。
全体像がわかれば共感できます。
たとえば、「昨日、こんな映画を見てきたんですよ」と言ったとします。
聞き手が「まだ見てないんだけど、あれSF?コメディー?」と聞くのは、全体像をつかもうとしているのです。
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